ARCADE GAME SERIES: PAC-MAN -渡辺佑基のゲーム備忘録-  

ARCADE GAME SERIES: PAC-MAN

プレイしたメディア PlayStation 4 (PlayStation Store 商品ページ)

パックマンシリーズの1作目となるアーケードゲーム「PAC-MAN」を家庭用ゲーム機に移植した作品。
敵に食べられないように気をつけながら、迷路内のアイテム(クッキー)を食べきるのが目的となる。
プレイヤーの操作も上下左右4方向への移動だけと、非常にわかりやすい。
シンプルでありながら、かつ奥深い戦略性も備え、1作目の時点でゲームとしてはすでに完成されている。

黒地に点や線、丸などで構成されたミニマルなグラフィックも、とてもスタイリッシュに感じられる。
パックマン1作目がリリースされた1980年は、ちょうどビデオゲーム黎明期ともいえる時代。
この時期に誕生したパックマンを含む一連の古典的名作ゲームは、限られたスペックの中、最小限の要素でゲームを構成していたと思われる。
そのためビデオゲームのコアとなる部分が、ミニマルな形で凝縮されているようにも思える。
それゆえに現代の視点からみても、レトロな味わいという枠に留まらず、時代を超えた普遍性のようなものが感じられる。

トロフィーメモ

面クリアや連続食い、ノーミスクリアなどのトロフィーが設定されている。
アーケードと同じ条件でクリアしようとしたら、相当な難易度のトロフィーもちらほら存在。
しかし、本作品は面セレクトや残機数アップなどが設定できるほか、中断セーブも可能なので、それらを活用すれば実はそこまで難しくはなかったりする。
そのため多少根気は必要かもしれないが、比較的トロコンしやすいタイトルかと思う。

「ARCADE GAME SERIES: PAC-MAN PS4トロフィー」の画像